内田整体

「一つのつながりの身体を観る」見方の習得

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【講義の目的】
「現代医療の落ちこぼれ患者」への応援ができる技量を備えた整体師の養成にある。
本療法の技法と考え方を基礎にして3年間くらい臨床経験を積めば「10年臨床を積んだ中堅整体師」と肩を並べるほどの技量を身に付けられるようになることを目指す。
それを実現するために必要な身体の観かたが「一つながりの身体を観る」見方である。

【講義の概要】
根本療法【根治】を学ぶ授業である。身体は「パーツの集合体」ではなく、一つにつながっている。
この視点から身体のトラブルを観る考え方を学ぶ。
トラブルのあるパーツにだけ施術し症状を消すことを主に行うものを対症療法【標治】という。
これは例えば、肩こりのコリ部分をひたすら揉んでほぐすということが上げられる。
対して、「コリを起こしているパーツ」が治らない理由やなぜコリが起きるのかを考え、身体全体のシステムとの繋がりを観て治癒に導くことを根本療法【根治】という。
肩こりのコリの意味を考えると、揉んでいいコリか、否かの判断をすることになる。

【講義レベル】
筋骨格系をはじめ神経脈管の解剖学知識があることが望ましい。
それがかゆい所へ手が届く細やかな施術へ繋がる。日曜日の「触診クラス」を受講することをお勧めする。
しかし、この療法の要は「筋膜滑動性検査」の習得如何にあるので、この検査法を習得できるセンスがあれば解剖学的知識は同時並行的に覚える事も可能。
つまり、解剖学的知識は後からでも間に合うということである。
内田整体
単元テーマ講義内容
1一つながりの身体を観るための
考え方・技法
TL症状変化 TL検査
筋力変化応用検査 TLチャレンジ検査 2重TL
現代医療、中医学の生命観・身体観
ene-one therapyの特徴"一つながりの身体"とは、何と繋がっているのか
(内界と外界の繋がり、意思精神思考と身体)医療とは、治療とは、何か
2一つながりの身体を観るための
考え方・技法
筋・筋膜の性質を知る
筋力変化応用検査 TLチャレンジ検査 2重TL
実力点 虚力点 ゆるみすぎ しまりすぎ
筋の収縮方向
3一つながりの身体を観るための
考え方・技法
筋・筋膜の変調を知る
筋力変化応用検査 TLチャレンジ検査 2重TL
実力点 虚力点 ゆるみすぎ しまりすぎ
4一つながりの身体を観るための
考え方・技法
身体のネジレを観る
筋・筋膜のねじれ 骨関節のねじれ、動揺
影響部・被影響部(親子関係)
骨動揺 頸椎 後頭骨 顎関節
5一つながりの身体を観るための
考え方・技法
筋・筋膜の変調を捉える
筋・筋膜のねじれ 骨関節のねじれ、骨動揺胸椎
腰椎 骨盤
影響部・被影響部(親子関係)
6神経脈管と筋の関係を観る
筋膜路リリース
鎖骨下動脈系の筋を観る 胸郭出口症候群
朝痛む 骨動揺 鎖骨 肋骨 胸骨
7神経脈管と筋の関係を観る
筋膜路リリース
尺骨神経麻痺、正中神経麻痺、橈骨尺骨の動揺
8神経脈管と筋の関係を観る
筋膜路リリース
手根管症候群 橈骨神経麻痺 手根骨の動揺
症状変化TLテスト
9神経脈管と筋の関係を観る
筋膜路リリース
動脈循環の広がり 腹壁動脈と大腿動静脈と筋
大腿筋間中隔 下腿筋間中隔 腰痛症状変化TLテスト
10神経脈管と筋の関係を観る
坐骨神経 閉鎖神経 腓骨神経 腰臀部筋の観かた
症状変化TLテスト
11一つながりの身体を観る筋骨連動を観る アナトミートレインDFL
腰痛いろいろ〔朝痛む〕症例検討 ザ・ファーストタッチ
12一つながりの身体を観る筋骨連動を観る アナトミートレインSPL
腰痛いろいろ〔前かがみで痛む〕症例検討
13一つながりの身体を観る筋骨連動を観る アナトミートレインSFL SBL
腰痛いろいろ〔反ると痛む〕症例検討
14一つながりの身体を観る筋骨連動を観る アナトミートレインDBAL DFAL
治療の流れ 症例検討
15一つながりの身体を観る筋連動を観る アナトミートレインSBAL SFAL
肩こり40・50肩 症例検討
16一つながりの身体を観る筋骨連動を観る アナトミートレイン
テニス肘 症例検討
17一つながりの身体を観る筋骨連動を観る アナトミートレインLL BFL
膝痛 下肢のトラブル 症例検討
18一つながりの身体を観る筋骨連動を観る アナトミートレインFFL IFL
症例検討
19病態像を描く
患者へのカウンセリング
症例検討 どこがどうなっているかの説明
なぜそうなったかの説明 どこをどうしていくかの説明の仕方
20病態像を描く
患者へのカウンセリング
症例検討 カウンセリング練習